今回は、2018年10月に豊洲へ移転した、築地市場(東京)の場外跡地について!
2024年4月現在は、未だ更地になっていますが、今後何が建設予定なのでしょうか?
築地市場の場外跡地の再開発情報について、詳しく調査します。
築地市場跡地の何が建設予定?
築地市場跡地の現在の様子です
— チーフ (@SW_Chief) September 20, 2019
結構広い pic.twitter.com/wRmwxZDo6L
再開発のため2018年に東京江東区・豊洲の豊洲市場へと移転した、築地市場場外。
現在(2024年4月現在)も、築地市場場内は多くの外国人の活気に溢れていますが…
そのすぐ隣にある以前の築地市場場外は、更地となり約3年経過した今も何かが建設される気配はなし。
と、外から見ている限りではそう思っていましたが、
東京都中央卸市場の情報によると・・・
以下の解体工事が現在(2024年4月)も行われているそうです。
現在(2024年4月現在)実施中の解体工事:
・旧築地市場(3)勝どき門駐車場ほか解体工事
(工事期間:令和4年2月7日〜令和7年2月28日)
・旧築地市場(4)仮設構台解体工事
(工事期間:令和5年〜令和6年5月31日)
・旧築地市場(5)ろ過室ほか解体工事
(工事期間:令和6年2月1日〜令和6年12月10日)
引用:東京都中央卸市場HPより
まだまだ、様々な箇所の解体工事中で、全てが完了するまでに時間がかかる様子が伝わりますね。
ちなみに、過去に行われた解体工事はこちら☟
・旧築地市場の上屋解体工事(工事期間:平成30年10月11日〜令和2年7月22日)
では、東京ドーム4つ分の広さとも言われている築地市場場外の跡地は、何が建設予定なのでしょうか?
築地市場跡地の再開発について
築地市場跡地の再開発に際し・・・
東京都は2019年3月に築地のまちづくりの将来像や方向性、進め方を示した「築地まちづくり方針」を制定。
その内容には、築地の理想とする様々な視点(防災・地域親睦・国際的な観光・文化継承)からの将来像について書かれていました。
そして、そんな楽しみな跡地には、
主に、オフィスタワーや高級マンション・バスターミナル・そして多目的スタジアム等が建設予定。
現在(2024年4月現在)までに見込まれている参画企業は、読売新聞グループ・トヨタ不動産・鹿島建設・大成不動産・清水建設・竹中工務店・朝日新聞など。
参画企業は大企業ばかりで、築地の将来が本当に楽しみですね。
そして当初は、2024年3月頃に正式に再開発の事業者が確定するはずでしたが。。。
都都市整備局によると、2月の審査委会合では、提案内容が複雑であるため「丁寧に確認を行っていく必要がある」などとして追加ヒアリングの実施を決め、事業者決定が遅れる見通しになった。
東京新聞
そのため、正式決定は2024年5月頃の見通しになるそうです。
新路線・地下鉄「臨海地下鉄」の計画も?!
築地市場跡地の再開発に関連し、
その路線の名称は、”臨海地下鉄”。
東京駅を起点に、銀座・築地・勝どき・晴海・有明、そして臨海エリアを繋ぐ路線になるそう。
また臨海地下鉄は、現在既にある、りんかい線やつくばエクスプレス線との接続も計画中。
そして、そのりんかい線は今後「羽田空港アクセス線臨海部ルート」と称し、臨海地域と羽田空港を繋ぎ、よりスムーズなアクセスを見込んでいるのだそう!
色々な事が大きく変わる予感がしますね・・・
新地下鉄「臨海地下鉄」での築地の駅名は、”新築地駅”、そしてあの高級な街・銀座の新たな駅名は”新銀座駅”になる予定だそうです。(仮称)
そんな新地下鉄「臨海地下鉄」の開業は、2040年頃を予定!
未だ先ですが、きっとすぐ!楽しみです。
築地市場跡地に建設予定のマンションスペックは?
前述した通り、三井不動産が中心となって建設予定の築地市場跡地。
そこに建設予定のマンションは、どんなスペックのマンションとなるのでしょうか?
築地市場跡地の南西部に位置し、隅田川に面し建設される予定とのことです!
計画されているマンションの概要は以下です。
築地市場跡地のマンションについて:
住居数:約1,000戸
敷地面積:約3.5ヘクタール
建物の高さ:約100メートル
建物階数:約30階
建物構造:鉄筋コンクリート造
設備:防災拠点、緑地、商業施設など
竣工予定:2030年度末の予定
やはり東京都心の中でも都心ということで、高層マンションっぽいですね。
そして億ションは確実でしょう。。。
是非、皆様お買い求めくださいませ。(笑)
そして、どんなマンションが完成するのか、本当に楽しみですね。
築地市場跡地は読売巨人軍の新な拠点に!?
2020.09.15. 築地市場跡地 pic.twitter.com/ja1Jk8k5wa
— モエストロ (@moestructure) September 15, 2020
現在、東京文京区にある東京ドームを本拠地としている球団・読売巨人軍。
ではわざわざ本拠地を移動する理由は、一体なぜなのでしょうか?
と言われています。
現在、巨人軍は他社施設である東京ドームの使用に、年間25億の多額な賃料を支払っています。
またその他に、グッズの収入等のロイヤリティも支払っているそう…
そして、東京ドームは1988年開場で、今年(2024年4月現在)で何と開場36周年になるのです。
そうすると心配なのが、耐震面や老朽化ではないでしょうか・・・?
実際、新型コロナウィルスが大流行し、東京ドームの使用する機会が無かった際、大改修を行われていたそうですが、それでも年季が感じられたそう。
余談ですが、日本ハムファイターズの新球場には、サウナや温泉もついているそうですよ!
そういうのを見ていると、球団関係者の方も、読売巨人軍も新球場を…と思ったのかもしれないですね。
長年、本拠地を構えた東京都文京区の東京ドームに寂しさも感じますが、
新たなスタートを切る読売巨人軍の活躍に、目が離せなくなりそうです!